ちゃいすぽです2
それから何度か会い、仲良くなってきた。
その日、ロンロンは一人でお店に来ていたので、ゆっくり話すことができた。
学生生活とバイト、故郷のこと、友達のこと、将来のこと・・・。
将来は上海に帰って仕事をしたいと言った。
そうだよね、いずれロンロンは中国に帰ってしまうんだよね。
もし付き合うことができても、遠距離恋愛になり、自然消滅してしまうのかも・・・・。
先の見えない恋愛に突っ走っていいものか・・・私は悩んだ。
悩んでも好きなものは好きなんだから、しなくて後悔するよりして後悔したほうが私には合っていると思い、ロンロンにそれとなく聞いてみた。
「付き合っている人いるの?」
「いない。○○(私)は?」
「いないよ。でも付き合いたい人はいる」
「どんな人?」
私は彼に向って指を指した。
「ぼく?」
ロンロンはびっくりしているようだった。そして、少しほっぺが紅くなるのが分かった。
「ぼくも○○(私)のこと好きだけど、勉強とかバイトが忙しくて大事にしてあげられないかもしれないよ」
「それでもいい。ロンロンと少しでも一緒にいたいと思ったの」
ロンロンは少し考えて、「じゃあ、今日から僕の彼女になってください」と言った。
私は嬉しくて、「はい!」っと少し大きな声を出してしまい、周りのお客さんがジロッと私を見た。
それから、現在。
ロンロンは上海へ帰って貿易会社に就職しました。
遠距離恋愛、ちゃんと続いています。エへッ!
私は何度か中国へ行き、いろんなところへ旅行へ連れて行ってもらいました。
そこで、美しい風景や何気ない下町の雰囲気や、活気がある街に魅せられ、中国大好きになりました。
観光地を紹介するとともに、みなさんも「ここに行ったよ!」とか「ここはあーだった、こーだった!」などのご感想もどしどし、お待ちしています!
長ーい、自己紹介になりましたが、読んでいただいた方ありがとさんさん!