上海・・上海動物園 | ハマっちゃった中国

上海・・上海動物園

上海動物園

住:虹橋路2381号

休:なし

開:季節によってまちまちです

料:20元


上海動物園

1955年に開園した動物園。500種、約4000の動物が飼育されている。


ツアーではあまり行かない上海動物園。

お子様の多いツアーだったら行くかもしれないけど、フリーの旅だと行く人も多いのかな。

私は中国の国宝「大熊猫=パンダさま」を見たことがなかったので、上海行ったらぜぇーったい

パンダ見るから連れて行って!と前々からロンロンにお願いしていたので、念願叶って行った

ンだけど・・・・・・・・・・・・・。


さみしい・・・・。

なーんて、さみしい感満々の動物園なんだろう??

そして、臭い! 動物臭い!

バカでかい園内は、昔ゴルフ場だったそうで、とにかく広い!

入り口に観光トラム?みたいな乗り物に乗って回ることもできたけど、

私達はゆっくりぶらぶら見たかったから、歩く事にしました。


メインのパンダはかなり奥のほうにいらっしゃるようなので、ブタや象やなんともいえない鳥やらを見てサルコーナーにやってきた。


「お!」

金絲猴だ! 金絲猴って孫悟空だったよねー。

かなり人間くさい顔で、思わず笑ってしまった! しかも毛がふさふさで綺麗な色だった。

ゴリラみたいにう○こ投げられたら、怖いので、さっさと金絲猴とさよならした。


次はパンダさまだー!っと異常に興奮していた私は喉がカラカラになり、近くの売店で

ミネラルウォーターを購入。ペットボトルの写真に「王力宏」が載っていたので、爽やかーん

な気分になれた。


さてさて、パンダは薄暗いケースというか小屋にいて、ホントに国宝かよ!っていう扱いを

受けていた。コンクリートむき出しで錆びた滑り台に汚いプールといった具合だ。

そこでひとりぽつんと、いや、どーんと横たわっていたパンダさん。

体は白いところが灰色になり「洗ってもらってない」のが見え見えだった。


悲しみ&怒りがこみ上げてきた。

「この扱いは何なんだ!? これじゃパンダもぐたーっと元気もなくなるわけさ! せっかく

来たってのにパンダ動かないよ! ちょっと、飼育員!出てきなさいよ!」ってな勢いの私を

ロンロンがなだめてくれた。


「しばらくしたら、パンダも動くんじゃない? ほら、お腹空いたら餌取りにいくよ」と

励ましの言葉をもらい、何とか怒りも収まったのである。


15分くらい「動けー動けーっ」と念力をかけていたらぱんださん、動きました!!

パンダ


よっ!待ってました!

パンダ団子を食べ始めました。私の興奮は最高潮になり、写真をぱしゃぱしゃ撮りまくり。

隣にいる中国人の子供さんのほうが冷静で、なんだこの人?という目で見られました。

中国の子供はパンダが特別なものと思ってないらしい・・・・。なぜ? 国宝なのに??


ガシャガシャと団子をむさぼるパンダさんはワイルド&プリティで、もう鼻血が出そうでした。

しばらくするとまた寝そべったので、ロンロンに「もういい?」と言われて、しぶしぶパンダさんとさよならしました。


この動物園のさみしい理由が分かりました。

広ーい園内だから動物と動物の距離があいていること。

きっちり管理されていない感がする動物の家。

動物達がちょっとお疲れ気味なとこ。


まあ、中国にしかいない動物もたくさんいるので、お時間ある方は行ってみてはいかがですか?


入園する時「飲み物」を持参されることをオススメします。

ほんっと、広いから。干からびそうでしたわ・・・私。